再エネで、SAKEを醸す。

再エネで、SAKEを醸す。

「SAKE RE100」では、再生可能エネルギーを使った日本酒造りを行い、SAKEの力でCO2の削減を目指します。

気候変動という人類共通の課題に、日本ができることから始めていく。
現在の化石燃料の時代から、再生可能エネルギーの時代が到来し、酒造りも再エネ利用がスタンダードに。

「SAKE RE100」から、エコな選択ができる未来へ向けて。

※「RE100」とは、事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指す企業で構成されている国際的な環境イニシアチブです。

再エネ100%の
酒造りへ

酒造りの醸造工程における電力を「再生可能エネルギー」から調達し、再エネ100%での醸造を目指します。
各酒蔵の環境・所与条件に応じたロードマップを策定し、取り組みを行います。

エネルギーの
ドメーヌ化

日本酒の世界には、地産地消の「地酒」というものが昔からあります。
地域でつくる再生可能エネルギーを使い、エネルギーの地産地消を目指します。

自然とともに
暮らす社会へ

手に取る日本酒で、自然環境へ貢献する。
SAKE RE100プロジェクトで醸す日本酒を通じ、自然環境へ還元を行います。

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SAKEで、環境を考える。

米と水から造る日本酒は、目に見えない微生物と共につくりあげるものです。

酒造りは、麹菌や酵母といった生き物と共生しながら造り続けてきました。

楽しく飲む「お酒」を通じて、自然環境と私たちの未来を考えるきっかけに。

日本酒のこと
再生可能エネルギーのこと

FOUNDER MESSAGE

日本酒は、自然の恵みを原料とし、自然界に棲む目に見えない微生物や菌の力を借りてはじめて醸すことができる嗜好品です。

古来当たり前に行われてきた、自然との呼吸・対話によって醸成される、暗黙知の塊ともいえる日本酒造りの技術は、現代の最新科学をもってしても100%解明できない神秘的な領域があります。

時には脅威としても降りかかる大いなる自然に対して、「合理的にコントロール」し尽くそうとする近代的な在り方を見直し、人と自然環境が共存共生する本来的な在り方を模索することが、今後の酒造りには必要ではないでしょうか。

西堀 哲也
西堀酒造株式会社 六代目蔵元

再生可能エネルギー普及の議論には、電気の物理的・技術的特性は当然のこと、外交や国際情勢、環境問題、レジリエンス、経済や制度など、とにかく幅広い知識と視点が必要です。

「みんなが想いをもって電気を選べば、世界の電力や日本の電力を変えることができる!環境にやさしくなれる!」と、いってはみても、誰もが進んで、「再生可能エネルギーを選ぶ」という行動には至りません。

であれば、「SAKEの力を借りよう!」と言うのが、このプロジェクトの最初のインスピレーションです。再生可能エネルギーの価値をSAKEに溶かしてみようと思います。

柏崎 和久
株式会社I.T.I 代表取締役社長