以前、再生可能エネルギーの普及に向けた佐渡での取組みを紹介させていただきました。
参考:佐渡でSAKE RE100
この中で、佐渡には5つの酒蔵があることを紹介させていただきましたが、今回は「SAKE RE100」に共感していただき、一緒にプロジェクトを進める「金鶴」の醸造元、加藤酒造店さんを紹介したいと思います。
(加藤酒造店のHPから)
私が佐渡のプロジェクトに携わるようになり、加藤さんと“ご縁”を持ったのが約1年前。
「金鶴」は、もちろん大好きですが、私が一番気に入っているのが、「酒蔵の思い」、これは会社でいうと経営理念のようなものですが、実に、かっこいい!のです。
こちらです。
当たり前のことのようですが、この当たり前にこそ感謝し、大切にしていきたいと考えています。量産や宣伝のための投資は控えめに、ただひたすら”良い酒”のために心血を注ぐ、「質実な佐渡の地酒」が私たちの目指すかたちです。
いかがでしょうか?強さを感じませんか?
全国に控えめなファンが多いのは、「酒蔵の思い」に共感しているからだと感じています。
(加藤酒造店のHPから)
加藤酒造店さんは、全量佐渡産米での酒造り、「米から手掛ける酒造り」をテーマに、佐渡島内の農家の方々と共に酒米作りにも取り組んでいます。
また、多様で豊かな自然が未来にわたり続いていくことを願い、無農薬栽培や自然栽培での酒米作りにも挑戦しています。
そして、加藤酒造店のもう一つのかっこ良さ、それは、蔵人ひとりひとりが挑戦する新しい酒造りを、しっかり後押ししているのです。
蔵人の酒造りにおける自己実現は蔵の成長に繋がり、酒に表れるからだと言います。
(SAKE RE100資料から)
エネルギー事業と並行して、地域課題解決・活性化に向けた取り組みも行うことでご縁を持った加藤酒造店さん。
日本酒業界にも、再生可能エネルギー導入の事例が着実に増えていくでしょう。
再生可能エネルギーを使った日本酒造りを行い、SAKEの力でCO2の削減を目指す!
こんな私たちのプロジェクトに共感していただく酒蔵を増やしていきたいと思います。
唎酒師:柏崎和久