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外(そと)側の課題に目を向ける
昨日、ロシアがウクライナに侵攻し、"戦争"状態に突入したことがニュースとなっています。 そしてここ最近、身近な原油やガスの価格が高騰し、光熱費もどんどん上がり、あらゆる資材コストをはじめ価格改定(値上げ)のラッシュが続いていることはご存知のとおりです。 挙げればキリがありませんが、物理的には遠い国の話であっても、身のまわりの値段の価格からあらゆる業界にまで影響し、世界中全てが繋がっていることを改めて実感させられます。
日本酒業界にも「ゼロカーボン・アクション」を。
気候変動問題が人類共通の課題となってきていますが、2021年は「脱炭素」の国際経済戦争が始まった年と言われています。 きっかけは、中国・習近平主席による2060年ゼロカーボン宣言と、脱炭素に舵を切るバイデン政権への移行でした。 この中国とアメリカの変化は、脱炭素が環境問題から経済問題へ変わったことを意味し、これから世界中で巨額のマネーが動くことになります。
日本酒の輸出が好調。では国内は?
先日2月7日、2021年度の日本産酒類の輸出統計が発表されました。 財務省貿易統計によれば、日本酒の輸出は12年連続で伸び続け、数量・金額ともに、前年の約1.5倍の増加率を遂げています。 急激な伸びがグラフからも読み取れます。
博多もつ鍋
仕事で福岡・博多に来ています。 博多で、もつ鍋×地酒を楽しんでいます。 九州で酒といえば焼酎をイメージされる方が多いかと思います。
酒造りに再エネ導入を進めるために
SAKE RE100のテーマ、再生可能エネルギーで日本酒を醸す。 御存知の通り、気候変動問題が人類共通の課題となった今、日本酒造りの在り方も問われています。
再生可能エネルギーとは?
再生可能エネルギーで日本酒(SAKE)を醸す。 このコンセプトで立ち上げた「SAKE RE100」プロジェクトですが、そもそも「再生可能エネルギー」については多くの人が正しい認識をしているのかどうか、気になるところです。
それぞれの意志。
「環境破壊」が人間の性であるといわれればそうかもしれない。
「破壊」という発想自体が、人間中心主義的な考えかもしれない。
「技術革新」を信じ、科学の力で制御(Control)すればいいかもしれない。
有史以来、人は何物かを信じて突き進み、文明をはじめ芸術文化を築いてきた。
いま、合理性や効率性への信仰からの揺り戻しが起きている。
「合理性(ロゴス)」で突き進み、アポリア(行き詰まり)に陥った現代、「ピュシス(自然)の回復」の道を探るのも必要ではないか。
「環境」「地球」といった、最もリアルで身近なものを信じ、共生に向けて働きかけることも一つの在り方ではないか。
ここには、経済合理性を越えた、信じられるもの「自然=自分」が存在する。
現在の我々の選択と行動は、未来の人類の姿、地球の姿を内包している。
世界は、私たちの「意志」でできている。

