地域循環共生圏」という言葉をご存じだろうか?

「地域循環共生圏」とは、

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、
地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方

であるとのことだ。(環境省のホームページより)

地方で再生可能エネルギーを増やすことは、二酸化炭素(CO2)排出の削減に繋がるだけでなく、「地域循環共生圏」を創り出すことにも繋がるのだ。

地域でエネルギーが循環すれば、地域でお金が回り、雇用も生まれる。
「再生可能エネルギー」というと、地味で難しくなりがちだが、地域が活性化する血液の役割を果たすのだ。

実は、酒造りも「地域循環共生圏」の考え方にたどり着く。

いわゆる「ドメーヌ化」である。

エネルギーも地産地消であれば、自ずと「SAKE RE100」にたどり着くのだ。

日本酒とエネルギー。

一見、関係ないようだが、「SAKE」と「再生可能エネルギー」のマリアージュによって、美しい地方を創りだすことができるはずだ。

唎酒師:柏崎和久