(出所:新潟県)

私が携わらせていただいている仕事の一つ、「新潟県自然エネルギーの島構想」になりますが、先日、中間とりまとめを発表させていただきました。
このプロジェクトは、新潟県が主導し、佐渡島と粟島における再生可能エネルギーの導入拡大により持続可能な循環型社会の実現を目指すものです。

再生可能エネルギー、持続可能、循環型社会・・・地味に聞こえますが、エネルギー事業は地元産業振興と両輪で進めるもので、このプロジェクトには、再エネ関連の産業振興だけでは無く、RE100による地産品ブランディングなどで地域を活性化することも含まれているのです。

島構想のロードマップでは、2021年~2023年頃の先導的プロジェクトとして、初期費用負担のない住宅向け太陽光・蓄電池サービスおよび公共施設での再エネ導入事業、法人向け大型蓄電池の導入を検討していきます。いわゆるPPA事業です。

重要な事は、エネルギー事業と並行して、地域課題解決・活性化に向けた取り組みも行うということです。

その一つが、「地場産品のRE100によるブランディング」になります。


(出所:新潟県)

佐渡は日本の縮図と言われています。

エネルギー自給率の向上とともに化石燃料の調達などに伴う島外への資金流出を抑制することに加え、このプロジェクトを通して、日本の歴史と文化を次の世代に繋いでいくことも大事だと感じています。

是非、美酒の島、佐渡と粟島にご注目ください!


(SAKE RE100 資料から)

唎酒師:柏崎和久