前回の記事にて一部ご紹介ありましたが、本プロジェクトのSAKE RE100ロゴが決まりました!
様々な案が出る中で、ブラッシュアップを重ね、プロジェクトの想いを込めて作成してまいりました。
メインに据えたのは、「エネルギー(再エネ電力)」がひと目で分かるような「電球」です。
そして、電球のソケットの部分は「日本酒のお猪口」を表しています。
電球の中に見えるのは、自然の恵みとして収穫されたお米から生まれ、日本酒となってお猪口に滴る様子を表しています。
この稲の柄は、日本酒が日本の伝統産品であることを反映したいと思い、日本の伝統的な家紋の一種である、稲紋をモチーフにしました。
(ちなみに、ルイ・ヴィトンのモノグラムは、日本の伝統的な家紋からインスピレーションを得て生まれたそうです)
また、滴るお酒を表す3つの水滴は、上から順に、太陽・月・地球をも同時に表しています。
日食などでよく知られるように、地球から見た太陽と月はちょうど同じ大きさになります。
「太陽と月が地球から見るとちょうど同じ大きさに見える」という天文上の偶然の事実は、
宇宙の神秘を思わせるとともに、自然の恩恵を受けて数少ない確率の上で生かされている我々人類の存在そのものを考えさせられます。
今、世の中が大きく変動しています。
そして、人類が直面している課題の1つが自然環境であることは、洋の東西を問わない共通の認識となっています。
世代を超えた歴史の中で、現代を生きる我々人類は、何を為すべきなのでしょうか。
これを問い続け、未来を照らす明かりの1つとなるようなSAKE RE100プロジェクトを目指していきたいと思います。
西堀酒造六代目蔵元:西堀哲也