メリークリスマス!今日はクリスマスイブ。
日本ではクリスマスで飲むお酒はシャンパンが定番となっていますが、実は、日本酒にも、シュワシュワ感を持つお酒はあるのです。
爽快感が魅力の「スパークリング日本酒」をご存じでしょうか。
日本酒が持つ旨味や香りはそのままで、炭酸の爽やかさが加わって飲みやすく、そして、通常の日本酒に比べアルコール度が低いので、最近は、女性からの人気が高いお酒です。
このスパークリング日本酒、その製法によって「炭酸ガス注入系」と「活性系」があり、コンビニで手頃に買えるのが、炭酸ガス注入系で、出来上がった日本酒に、後から炭酸ガスを注入したお酒になります。
加水しているので、味わいは日本酒の炭酸割に近い感じがします。
一方で、活性系は、瓶の中で菌が生きたままの状態、つまり発酵が進んでいる状態になっています。
濁りが残っている種類もあり、日本酒本来の旨味を楽しめるお酒です。
きめ細かな泡で、滑らかな舌触りがする種類のお酒もあります。
どちらのスパークリング日本酒でも魅力はなんといっても飲みやすさにあると思います。
飲み口がすっきり、くせが少ないのでいろいろなおつまみに合わせやすいのです。
今宵、私は、あつあつの小籠包で。
皆さまも、クリスマスイブは、是非、スパークリング日本酒で乾杯を!
唎酒師:柏崎和久